大学選びの基本

こんにちは、今日は大学選びをするに当たって、どんなところから考えをスタートさせ
たらいいかをお話しようと思います。
ある生徒さんは中学の初めぐらいから憧れとともに何となく「将来はこの大学に進みた
い」とか、「親がこの大学に入ることを望んでいるから」とか、ぼんやりと希望する大
学を決めているかもしれません。それは地理的にとか経済的にとか何も考えてなかった
と思います。
でも実際にいざ申込みを考える段階になってみると、色々な角度から見て、考えて、比
べて決断を下すというのが賢いやり方だと思われます。
色々な項目に分けてお話しようと思ってますが、今日はその中でも「2年制大学か4年制
大学」かについてプラスとマイナスの面について考えてみます。

短大か4年大か
短大はコミュニティー・カレッジといって比較的簡単に入学できます。
普通は2年で終わり、州内に住む学生の場合、学費も州立の4年制大学の半分以下でと
ても安いです。
但し留学生や州外の学生はその6倍近くになるので一概には言えませんが。
さらに予算不足などにより教職員が思ったように雇えない、それで全体のクラス数が少
なくなる、引いては生徒が思ったように自分の取りたいクラスが取れなくなる。結果2
年では卒業できなくなるなどの話もよく聞きます。
短大で単位を取ったあとその単位をもって大学の3年生へと編入できるシステムがあり
ます。トランスファーといい同じ州内でのトランスファーが原則で、スムーズです。

4年制大学はまず入学願書準備の段階から結構大変なのが短大と違うところでしょう。
GPAもある程度良くないといけない、推薦状も必要、エッセイを書いて、申込みです。
倍率も大学によっては2〜3%。まあこれは極端な例ですが、コミュニティー・カレッ
ジでのスタートに比べるとだいぶハードルが上がります。

学費も学校によってまちまちですが、コミュニティー・カレッジよりは断然高いです。
ただ一度入ってしまえば、途中トランスファーの心配もなく、4年間を通して専攻を極
めたり、友達作りなどを通してじっくり大学生活を楽しめるのが利点だと思います。
こんな感じで、さらっと2つを比べてみました。これからも別の項目でいろいろ比較を
してみたいと思いますので、お楽しみに。