アメリカの高校生活 〜なんてハードな毎日!〜

 

大学の話からは少しそれますが、

その前の4年間のアメリカの高校生活について

少しお話したいと思います。

 

最近ふと思ったのですが、

今の高校生の親御さんたちの時代

(みなさんは私の時代よりさらにひと年代若いと思いますが)と比べて、

今のアメリカの高校生って、ものすごく忙しいんです。

私の日本でのウン十年前と比べて、自分の子供たちのアメリカでの高校生活は

本当に全く違うんです。

 

私の事は、まあどうでもいいんですが、

田舎に住んでいたので、そこから、街の高校に通うのに、

毎日朝夕電車で1時間を通学していた事が大変だった事ぐらいで、

どっさり宿題の記憶もありませんし、

教科書も全部、薄めの学生カバンに収まる量でした。

 

今のウチの娘の教科書の厚さとは大違い。

 

ご心配のない用に説明しておきますが、

この全部を毎日学校に持って行ったり来たりしてるわけではなく、

クラスによっては、学校にもう1セットあるので、

何冊かは家に置きっぱなしで、学年が終わるときに一気に返却します。

 

そしてまず、宿題がすごい。

普通のクラスでも当たり前に宿題がありますが、

AP(短大レベルの上級クラス)なんか取ってしまったら、

これまた大変。

 

夜遅くまで勉強しないと間に合わない!

クラスによっては、リサーチをして、スライドにまとめて

みんなの前で発表も。

 

又は Zero(0) Periodと呼ばれる

普通の始業時間(8時半)より1コマ前に(朝7時から)始まる授業があったり。

 

上級クラスを取ってなくても、殆どの生徒はスポーツをやったり、

 

何らかのクラブ活動を 毎日真っ暗になるまでやってたり、

他校に遠征して試合したり。

それに加えて、朝6時から朝練。

土・日にはボランティア活動もあって、

バイトもする。

いくら若いといっても、本当によくやってますよね。

 

子どもたちの頑張りには 本当に頭が下がります.

 

親として出来ることは、経済的に応援することも大切ですが、

こんなに多忙な毎日を過ごしている高校生たちの気持ちを理解して、

精神的に、いつも寄り添い続けることが大切なんだろうなあ、と思います。

だから、少しぐらい反発しても、お腹が空いているのかもしれませんし、

学校でなにか嫌な事があったのかもしれません。

大目に見てあげましょう。

 

ではまた次回。